新しく仕事の依頼をいただく、4代続く老舗の食品メーカーさんからの依頼。
商品は日本の伝統的な食材、そして大正時代から続くお店の味を守っている。
日常の生活からの日本食離れにより、これまでの製品は先細り新たな展開も視野に入れている。
人手不足の中で、これまでは男性を中心とした製造体制の向上設備だったが、重いものを持ち上げることが困難な女性でも
製造ができるようなユニバーサルな工場にしていきたいとの思い。
長い歴史の中で、家業を守り続けてきたことを感じるお話の中には、
続けてきたからこそ、ある伝統、功績、ブランド。続けてきたからことある苦悩を感じる。
きっと、肯定的な側面と、否定的な側面がそこには、存在して、その綱引きがあるのだなと
社長さんの顔を見ながら感じた。
ええねんコンサルテイングにできること、ええねんコンサルティングでやりたいことは、
その綱引きをする二つの感情を具体化し、肯定的、否定的というプラス・マイナスの対立的な感情ではなく、
両方の感情や事象が存在するからこそ、今がある。そして今何をスタートさせるのか。
何に集中するのか、そのことを一緒に整理して、一緒に見える景色を共有したい。
そんな、想いになりながら、あたらしい仕事の1回目のミーティングを終えました。